As you like it

ゆるりと。好きなものを好きなだけ。

10ks!だけどそれでいいんだと彼らが歌うから

5/1から2ヶ月半が経過した。

もう?まだ?人によって様々だろうが、私にとっては“まだ”だ。

つい先日、最速かとも思えるスピードで10ksのDVDの発売が発表されたこのタイミングで、この決意表明をエントリーする。

 

充電期間、ハイフンのみんなはいかがお過ごしだろうか(誰)

 

 

そんなことはどうでもいいんだ!!

 

今回は自分の気持ちを改めるために再び駄文を上げることと相成った。

しばしお付き合い願いたい(誰part2)

 

だって私は上田竜也の顔ファンだから - As you like it

 

2015年11月24日

未だに鮮明に覚えている。

死刑宣告にも似たあの発表から、既に半年が経っていた。

落ち着いて考えてみれば、上記のブログは勢いで書き殴ったまさに散文とも言える。

ブログにある通り、あなたのKAT-TUNは何人から?私は5人から♡なノリだ(ブログに追記あり)

 

そんな私も、行って参りました。3人の思いが詰まった充電期間前最後のドームコンサートツアー『KAT-TUN 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 10ks』5/1東京ドーム

オーラスに。

 

私は4/29と5/1の2日間、ご縁(という名のイツメンですが)があり入らせて頂きました。

 

内容に関してはもう全て割愛します。私なんかの感想なんて要らんでしょ。

ただ一言だけ言いたいことがあるとすれば、当日のメモに残っていたこの一言だけ。

 

 

KAT-TUNのステージは、アイドル・歌手・パフォーマー・エンターテイナー、その全てを総括したとしても極上のエンターテインメントの1つ」

 

 

私が東京ドームのKAT-TUNにこだわる理由の一つがこれ。

 

見たことがない人は是非この充電期間に今までのコンサートDVDを見てもらいたい!

友達に借りるのでも良いから!1人くらい居るでしょ!

 

特に私はCHAINツアーでアリーナとドームを見比べることができたのもあるかもしれない。

アリーナにはアリーナの良さがあるけど、でもアリーナじゃダメなんだ。

 

KAT-TUNにはドームが似合う

 

 

そう、KAT-TUNはドーム級のアーティストなの!

そこにはアーティストとしてのKAT-TUNとアイドルとしてのKAT-TUNが同居していて、儚くて美しくて破壊的で過激で刹那的で繊細な、細部にまで拘るKAT-TUNの魅力が詰まってる。

 

他のジャニーズが使う1年分の特効を、KAT-TUNは1曲で使うとまで言われているほど、火柱に水、レーザーに花火、そのどれも1曲に1つじゃなくて1曲に全部とか、傍から見たら頭おかしいんじゃないかと思う。

いや、結構ガチめに。

多分いろんな人が言ってると思うけど、本当にKAT-TUNのコンサートはエンターテインメントだから!!ジャニーズとかアイドルとかバンドとかグループだとかユニットだとかソロだとか何も考えずにまずとにかく見てくれ話はそれからだ、とゲンドウポーズも発動してしまう程度には素晴らしいんだ。

 

事務所の枠とか偏見とか全部捨てて見てもらいたい。

金かければ見栄えはよくできるが、彼らのコンサートはそんなもんじゃないんだ。

まあ私がこんな所で何言おうがどうにもならないけどな!!!ハッハッハッ!!!!

 

 

さて、オーラスの亀梨和也の挨拶は、Twitterでも流れて来ていたので他G担の方も読んだ方も多いのではなかろうか。

読んでないという方は是非検索して読んで頂きたい。

 

 

一部抜粋すると、

 KAT-TUNは、K亀梨和也、A赤西仁、T田口淳之介、T田中聖、U上田竜也、N中丸雄一、この6人で結成されたグループです。この6人じゃなければKAT-TUNじゃなかったかもしれない。皆さんと出会えなかったかもしれない。デビューできてなかったかもしれない。3人に感謝しています。必要な時間だったと思えるように、未来を作っていきます』

 

3人の名前を出すことがどういうことか、彼ももちろんわかっていたはずだ。

ツアー中もMCで何度も匂わせることはしていた彼ら。ここまで来たらもう笑ってネタにするしかないからと、ある程度までは黙認されている感はあった。事務所サイドも「KAT-TUNだし」と思っていたところはあるのではないかと思う。

しかしはっきりと名前をフルネームで出したのは初めてだったように思う。それは、最初の赤西が辞めてから今まで、だ。

もちろん謝罪の場ではあったかもしれない。しかし多分それだけだったのではないだろうか。

 

ただ1度だけ、退所後の赤西と亀梨が音楽フェスか何かの現場でニアミスをし挨拶を交わしたという情報だけ流れて来たことがあった。

 

「元気?」「最近どう?」

 

きっとそんな当たり障りない言葉だったんじゃないかと思う。

だがこの時はまだ明言はされていなかった。

 

 

彼らは、去っていった人達をどう思っているのか

 

きっと、絶対私以外にもそこに囚われて来た人は居た筈だ。いや、居ない訳がない。上っ面も綺麗事も要らない。何があっても、なんと言おうと、私達はあなた達を信じて待ってるから。だから…だから最後に、本当のことを言って欲しいと、きっと思ってたはずだ。

 

 

彼の最後の挨拶は、ベストアンサーだった。

 

私達が欲しかった言葉だった。そこに答えがあった。

 

 

 

前出した過去ブログの通り、私のKAT-TUNは5人から。

 

はっきり言おう。私は赤西仁が嫌いだ。

 

でもあの瞬間、あの一瞬で、私は決めたんだ。心の底から。そうありたいと思った。

 

こしあんこ on Twitter: "大好きだよ、KAT-TUNが大好きだ。大好きな人が大好きなら、6人のKATーTUNだろうが5人のKATーTUNだろうが4人のKATーTUNだろうが、3人のKATーTUNだろうがずっとずっと大好きだし愛し続けるし文句を言うヤツや悲しませるようなことを言うヤツが居るなら私達が盾になる"

 

 

 私はずっとこの10年間、一度も自分をハイフンだと思ったこともハイフンだと言ったこともありません。それは私が上田竜也顔ファンだからです。上田竜也上田竜也である限り、それが例え彼がKAT-TUNじゃなくてもなんの問題もないような人間だからです。

でも10年上田竜也という人間を見て来て、KAT-TUN上田竜也を見続けて来て、私はいつの間にか上田竜也個人ではなくKAT-TUN上田竜也が大好きになっていました。

 

KAT-TUNで笑う上田竜也が大好きです。

 

あの日、本編終了後号泣するあまり過呼吸を起こしてしまった私は、アンコールでトロッコに乗って出て来る竜也が

 

「笑えーーーーー!!!」

 

そう叫んで出て来た瞬間、双眼鏡で覗いた先の竜也の笑顔に、スッと乱れていた呼吸が落ち着いて行くのを感じました。

気付いたら一緒に笑えている自分が居ました。

その時初めて思ったんです。

 

『救われた』『いつの間にか竜也は私を救い出してくれるくらいに大きい存在になってたんだ』

 

こしあんこ on Twitter: "【5/1東京】最後、亀の挨拶で号泣の中丸。上田が抱き締めに行ったら亀も2人を抱き締め。段取りでは中丸が上手側の階段を上がるんだけど、亀が引っ張って3人で下手側から登る。モニターに泣く上田と中丸が映る。中丸がなかなかに号泣で、立ち位置に行こうとしたのを戻ってまた3人でハグ。"

 

愛しいと思いました。

29日に初めて10ksを見た時は、お揃いの白いコートの衣装に、おそろいは嫌いとメモに書いています。

 

とてつもないトラウマ

 

冷静になれよ、ミ・アミーゴ

普通にお揃いの衣装があるなんて当たり前じゃないか。

 

でもKAT-TUNって、KAT-TUNって書いて個性と自己主張って読むくらいアクの強いグループじゃないっすか。

 

結果それが個性と自己主張が弱い3人が残っちゃったんですけど

 

大丈夫!?私そろそろ刺されない!?

 

でもこの10年間、必死でもがいて来た3人が残ったなって印象。

別に船を降りた3人が努力していなかったとは思ってないけど、何かを諦めてしまったから航海をやめてしまったんだなって思うんだよね。

 

後悔はしないで欲しいとは常々思ってるけど。さぶっ

 

 

私はここに決意表明をすると宣言した。

これは私が5/1に勝手に決意したことだ。あの亀のMCの最中に、私は大きく決意しそれを忘れない為にここに宣言する。

 

10年間逃げて来たけど2016年5月1日、

私はハイフンになりました

 

 

 

 

 こしあんこ on Twitter: "立ち位置に立って、バックのモニターの穴に個々に捌ける場面。いつも通りすぐに入って行くロバ丸に反して、上を見上げてしばらく動かない亀。ゆっくりと穴に吸い込まれていく亀。多分泣くのを堪えてたんだと思う。あの子は絶対に人前で泣かない。それがあの子の信念だから。"

 

最後に。

 

もしかしたら私のフォロワーには耳ダコかもしれない、私が史上最高に好きな亀梨和也のエピソードがあるんだけど。

 

まだ亀が料理男子キャラをひた隠しにしていたあのKAT-TUNのやんちゃキャラ全盛期に、仕事の帰りに近くのスーパーに買い物をしようと立ち寄りその晩の献立を考えながら買った半身のカボチャを袋にしまっていた時、突然ファンの子に声を掛けられた。

 

「亀梨君ですか?ファンなんです!」

 

その時に、亀はショックを受けたんだそうだ。

 

「こんなのはKAT-TUN亀梨和也じゃない」

 

亀にとってKAT-TUN亀梨和也は仕事帰りに近所のスーパーに寄ったりなんてしないし、ましてや半身のカボチャなんて買うような奴じゃない。むしろ半身のカボチャなんて買ってちゃいけないんだ。

 

 

正直ファンの人はそこまで気にしてないだろうし、亀梨和也に会えた!キャーーーッ!!!くらいしか考えてなかったと思う。

 

亀の中には絶対に崩してはいけない

 

『絶対的アイドル・亀梨和也像』

 

があるんだろう。

 

彼の思う絶対的アイドル・亀梨和也の中には存在しない。

 

だから彼は、絶対にファンに涙を見せない。

潤んだ瞳を堪えて笑い、後ろを向いて天を仰ぐ。

 

それが、アイドル・亀梨和也だ。

 

きっとその見上げた先に、新たなステージが広がっているのだと信じて、私は充電期間を有意義に過ごしている。